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世界一清潔な空港はどこか
多くの日本人が、すぐに日本国内のどこかの空港だとわかるのではないでしょうか。答えはもちろんそのとおりで、東京国際空港(羽田)だそうです。(英・スカイトラック社発表の空港ランキング)
日本人は清潔で、駅や空港など公共空間の清掃が行き届いているというイメージがあります。
私たちが「日本」「日本人」というときは、漠然とですが外国人を排除した元々の純血?日本人を思い浮かべているのではないかと思います。
でも実際、クリーン関係の仕事は外国人(国籍はあったりなかったり、永住者であったりなかったり、資格はそれぞれでしょうが)の方が多く従事してるんじゃないでしょうか。想像ですが。
先日新聞で紹介されていた環境マイスターの称号を持つ新津春子さんは、1970年中国・瀋陽生まれです。30年前に、中国残留孤児の父・中国人の母・兄弟と共に日本に帰国しています。日本語が不自由なため、仕事がなかなかみつからず、「仕事をください」と紙に書いて持って歩いていると、目に飛び込んできたのが清掃員の募集広告で、それが清掃との出会いでした。
生活のために始め、他に選択肢がなかったからやってきた仕事。それがいつの間にか自身のよりどころになり、天職になる。
新津さんにとって、清掃の仕事はまさに天職。国家資格のハウスクリーニング技能士に満点で合格し、後輩への指導はもちろんのこと、仕事への姿勢がメディアにも取り上げられ、職員研修や学校などでの講演も多いそうです。
『清掃はやさしさ』という本も出されています。
外国人労働者の受け入れについては、常に賛否両論吹き荒れます。でもこの日本社会にはいろんな形ですでに多くの外国人労働者がいて、その労働力はもはやなくてはならないものです。
清潔・クリーンは日本の他にシンガポールのウリでもありますが、シンガポールの場合はポイ捨てや落書きなどには厳罰が科されていて、そういった厳罰規定がないのにクリーンを維持している日本と違うところです。そして、その日本には多くの外国人も含まれていることを忘れてはいけないのですね。
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