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書類を入れようと使い古しの赤いクリアファイルを手に取るといきなり

「よく来た しかし厳しいぞ 根性ない奴 回れ右!」

の文字が目に飛び込んできた。

UIゼンセン同盟地方部会の労働大学なるものの校訓らしい。他にも

「口先だけの評論家になるな。無口でもよい、行動人間になれ」
「組合が何をしてくれたかを問う前に、おのれが組合に何をしたかを問え!」
「批判する前に己が何をしたか考えよ!」
「闘志なきは去れ!たたかわざる者に勝利なし」
「気をつかえ!みんな仲間だ。これが民主主義の真髄だ!」
「誰かがやらねば…よしおれがやる!」
「俺がやる!…その後始末誰がやる!!」あっ、これはサラリーマン川柳だった…

10年以上前の、組織強化のための3泊4日(現実は半泊4日らしいです…)の合宿に使われたクリアファイルみたいです。

労働組合って統合したり分裂したりで何がなにやらさっぱりわかりませんが、1970年(昭和45年)のゼンセン同盟のころに強化合宿が始まったようです。

ゼンセンと言われてもなんのことやらさっぱりの組合オンチなのでちょっと調べてみたら、終戦直後にできた全国繊維産業労働組合同盟(全繊同盟)が始まりで、その後紆余曲折を経て2001年に全国繊維化学食品流通サービス一般労働組合同盟(UIゼンセン同盟)ができ、現在は繊維・衣料、医薬・化粧品、化学・エネルギー、窯業・建材、食品、流通、印刷、レジャー・サービス、福祉・医療産業、派遣業・業務請負業など、国民生活に関連する産業の労働者が結集して組織した産業別労働組合(UAゼンセン)となっています。ややこしくて目が回りました。

それにしても勇ましいです。

大地には初めから道はなかった
誰かが歩く
やがてそれが道になる

勇気元気のでる言葉ですね。

半泊4日の強化合宿は今もあるのでしょうか…

弁当や打ち上げの飲み会を目当てにメーデーに参加し、でんなしゃーないと会合に出ている夫にこれらの勇ましい言葉を届けたい…

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事業主都合の休業を命じた場合、労働者に対し労働基準法26条の休業手当(平均賃金の6割以上)を支払わなければなりません。

では一部休業の場合はどうか。

昭和27年の通達によれば、一部労働した時間に対して支払われる金額が平均賃金の6割以上であればよいとなっています。時給1000円の人が8時間働く契約だったとして、6時間だけ働き、残り2時間は事業主都合でカットされたとします。6時間働いたので6000円はもらえます。平均賃金が5000円だとしたらその6割は3000円なので既往の労働時間の給与でよい。ということになるそうです。「平均賃金の6割」に達していない場合は差額を支払わなければならない。

ではこういう場合はどうでしょうか。

9~18時までの勤務で休憩は1時間です。時給1000円、平均賃金5000円です。
その日、休憩から戻ると5分ほどで「ヒマだし帰って」と言われました。4時間働いているので4000円は支払われます。平均賃金の6割には達しています。上記通達どおりであれば休憩後の4時間の労働に対して手当は必要ないということです。

労働者が納得いくはずがありません。

労基法の使用者の責は民法よりも範囲が広く、資材が調達できなかったとか、社長が仕事を獲得できなかったとかも使用者の責として扱われます。労働者保護のためです。その分補償は最低限の6割以上となっています。民法では10割の補償が必要です。
 
民事上の問題なのでしょうか?もちろんそうですが、労基法上問題なしなのでしょうか。

休業手当はあくまでも最低補償なので、平均賃金の6割が労働の有無にかかわらず、使用者の責の内容にかかわらず支払われていればよいという解釈は、通達以外のどこに根拠があるのでしょうか。「所定労働日」について補償するとしか規定がない以上、一部カットはそこからの応用で考えていいということなのか。日々のレイバーカットは平均賃金の6割以上支払われていれば合法という判断が自然に導き出されてしまうじゃないか。


何十年も前の通達をもってこのような不合理な扱いが延々と続くのはおかしいったらおかしい!!

当日になって、しかも休憩まで与えた後帰らせてその後の労働に対する補償が一切なくていいわけがないっ!!

大手飲食チェーン店はこの手法で労働者の時間を拘束した挙句に、余った材料を捨てるようにレイバーカットし、なんの罰則の適用もないというのでは労基法が刑法である意味がどこにあるのか。民事に丸投げしていい問題ではない。

使用者の責の範囲が広く10割では負担が大きくて忍びないということなら、そんな配慮の必要がないようなレイバーカットまでがすでに働いた分の賃金も含めて平均賃金の6割でよいとするのは拡大解釈ではないか。

 
実は、一部労働の休業手当については完全に失念しており、過去のレイバーカットの経験から補償は当然あるべきと思い込んでいた。しかし、それにつけてもおやつはカールじゃないが、大昔の通達を伝家の宝刀のようにふりかざし、またそれを絶対として「1~2時間の労働時間のカットは支払いなしでいいですよ。」などとアドバイスするコンサルタントなどに当たると、仕方のないことと諦めてしまう労働者が多いのではないか。

NPO法人ポッセの紺野氏ではないが、おかしいなと感じることの多くは違法との認識が必要と思う。納得できない!という労働者の感覚こそ正常なのだと思う。
思うところあって(ウソ)町の男女共同参画推進委員なるものになってみた。誰もなり手がいないので立候補すればなれるということを知人から聞いてはいた。だが、今年3月頃うっかり広報の推進員募集のお知らせを見落とし、気づいたときはすでに募集期間が過ぎていた。ダメもとで役場に問い合わせたら、全然オッケーだった…しかも、県からも推進員を出せといわれているので県のはどうかと打診された…本当になり手がいないのだ…

確かに私も時々「男女共同参画」というものを目にしたとき、使い古したさびれた印象を持ったことがあった。「なんか聞いたことあるな、まだやってんのか」といったかんじだ。

とりあえず、なりました~というお知らせがきたが、それ以後なんの音沙汰もなくすっかり忘れていた。10月のはじめに第1回目の会議のお知らせが届いた。なんだ年に1回会議があるだけなのか。ここでみんな自己紹介をして女性の労働だの男性の家事育児だのについて話し合うんだな、と思った。

9人のメンバーのうち、5人のみ出席。あとは役場の担当者が3人。しかも私以外はみんな前回と同じメンバー…

お知らせのようなものを役場の担当者から聞き、11月のDV防止キャンペーン(パープルリボンキャンペーンというらしい)にはパンフレットとティッシュを配ることがわかった。

あまりにも予想外の「会議」に、年に1回とはいえこれはちょっと…と思っていたらやはり他の人もこれではいけないと思ったのか、推進員の役割はいったい何なのか?と問いかけた。それでちょっと議論が起きてやっと会議らしくなった。会議は年に1回ではなく、本来は数回あるのだそうだ…なんで第1回目がこんなに遅くなるんだ!と、役場の担当者は責められていた…

先日商業施設と町のホールでパープルリボンキャンペーンに参加し、パンフレットとティッシュを配って、DV防止のメッセージを書いてもらってきた。お世辞にもみな積極的とは言い難く、やれやれ終わったといった感じであった。古いメンバーの方に聞くと、最初はこうではなかった。研修も多かったし、メンバーのなり手もいた。でもいつしか誰もやらなくなったということだった。

まだやってたのか感の強い男女共同参画だが、内閣府に男女共同参画局というのがあり、毎年女性なんたらかんたらでなんかかんかやってます…参考までに…
宅配業界の労働実態が詳しく書かれているのではないか。期待しながら『仁義なき宅配ヤマトVS佐川VS日本郵便VSアマゾン』(横田増生著)を読み始めた。

著者の横田氏は会社や労働者への取材以外にヤマト運輸や佐川急便に労働者として潜入もしている。本の最初から一緒に働く場面は出てくるのだが、仕事の中身や宅配業界の動向などばかりでなかなか労働の実態が出てこない。

その後もヤマトや佐川の歴史、歴代社長のこと、日本郵便の小包配達の歴史、運送業界全体の歴史、ときどきアマゾンが顔を出すというかんじで、労働実態に詳しく言及するのは終わりごろである。

もどかしく感じたが、そもそも業界を知らずして労働実態がわかるわけがないのである。残業が多いとか、サービス残業ばかりで未払い賃金が多いとかはわかっても、なぜ多いのかはわからない。どの業界も「人手不足」を挙げるが、なぜ人手不足なのか。理由は仕事がキツく、給料が安いからである。では、なぜ?その答えはやはり業界を知らずには導き出されない。

6章、「宅配ドライバーの過労ブルース」によれば、ヤマト運輸ではサービス残業だけで過労死ラインを超えているという。宅配ドライバーの多くを請負でまかなっている佐川急便が、安すぎる料金のアマゾンとの契約を打ち切り、ヤマトがアマゾンの商品を運ぶようになったが、それがさらにヤマトの労働者を追いつめている。休憩が取れなくても、残業しても記録上は休憩を1時間取って、残業はないことになっている。自己申告しても給与に反映されることはほとんどないという。

生産性をあげるため、4人のドライバーで配達するシフトを組んでいても、その日の物量が少ないと一人帰らせて、3人で運ぶことで生産性を上げるようにという指示が出る、というのが印象的だった。

日本人は労働生産性が低いとよく言われる。一人一人の仕事のやり方でいくらでも効率アップが可能という、コンサルタントお得意のやつである。だが、そういったものとは異なる次元での生産性アップがあるということである。私はかつて、ファーストフードチェーン店でアルバイトをしていたが、その店では30分ごとに売り上げがわかるので、売り上げが少ないと「レイバーカット」と称して休憩を取らされたり、早く帰らせられたりしていた。かくして生産性は保たれるのである。

宅配業界の仕事が給料が安くキツイのは、宅配料金が安いからである。宅配大手がシェア拡大のために、一方は裏技・寝技で政界に規制緩和攻撃を仕掛け、一方は役所との全面対決というポピュリズムでもって、消費者の利便性のため凌ぎを削った結果、宅配業界は疲弊してしまい、その制度自体が危うくなっているということだ。

集荷場の夜勤は4割が外国人(大半がベトナム人)だそうだ。横田氏は、この仕事が外国人からもそっぽを向かれるようになったら宅配はどうなってしまうのかとき危惧している。

この本を読んでいて、介護業界が重なって見えてしかたがなかった。
数年前から「クラウド」という言葉を耳にするようになりました。自分には関係ないことと思い無関心でしたが、マイナンバー関連のセミナーで「クラウド」がネット上でいろんな情報を保持するものであることを知りました。

クラウドコンピューティングの略で、Cloud雲という意味らしいのですが、WEB上でのつながりはモヤモヤした雲みたいだから…みたいです。定かではありませんが…

クラウドというとなんか新しいもののように思えますが、すでに以前から使われています。Gメールなどがそうです。

Web(蜘蛛の巣)もそうですが、Cloud雲も元々の意味を離れて全く別のものを表していて面白いです。

ところで、クラウドは自分には縁のないものと思っていましたが、ブログもクラウドではないかと思うと、私は無料でクラウドを使いまくっています。

ほとんど更新していないものや、期間限定のものなども含めると私は20以上のブログを持っています。なんとなく日々の思いを綴ったもの、本の感想、写真、子どもの日記などなど、思い立ったらブログ!なのです。

そこで、最近思ったのです。

年間いくつものセミナーに出席しますが、その資料の多いこと多いこと…いつかは整理して処分しなきゃ済まないのですが、なかなかできません。

紙に簡単にまとめてみたり、ワードでやってみたりしていたのですが、これをブログでやってみました。ブログ全体にパスワードを設定してもいいし、記事によってでもいいし、別に公開してもさしつかえないものならパスワードなしでもいいし。

とにかく紙の書類をなくしたいとばかりになんでもパソコンでやりがちですが、整理整頓が苦手な私は紙同様にパソコンやUSBもごちゃごちゃにしてしまい、いつも探すのに手間がかかるので…

震災で家族のアルバムを失くした人は多いと思いますが、ブログやフェイスブックに記録のある人もいたでしょうし、ちょっと使えるかなと思いました。

マイクラウドです。

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