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ショッピングセンターのランドセル売り場に小学校1年生の教科書が置いてありました。従業員の方のお子さんが使っていたものを提供していただいたのでしょうか、いろいろと書き込みがありました。
国語の教科書は私が小学1年生のとき(40年近く前です)と同じ話がのっていて、へーっ!!いまだにこれ使うんか!となつかしくもびっくりしました。
超久しぶりに目にする教科書は、小学校時代に感じたなんとなくいや~な感じを露呈させていました。
小学1年生の私は学校が押しつけてくるなにものかがとても嫌で怖く抵抗感がありました。
大人の目で見た教科書は、子どものときの違和感と同じでとってもヘンでした。
どの教科書にも裏表紙のところに「この教科書はこれからの日本を担う皆さんへの期待をこめ、税金によって無償で支給されています。大切に使いましょう」と書かれています。
なんとも言えないや~な気分。清涼感とは正反対のかんじ。
昭和37年、11月に文部省が発表した教育白書「日本の成長と教育」では、教育を投資という観点からとらえ、教育は経済の成長に寄与する有効な投資であることが強調されている。当時もさかんに「人づくり」を唱えていたらしいが、いかなる人間をつくろうとしていたかがよくわかる白書内容である。
今は一億総活躍だっけ?女性活躍?地方創生?人材育成が急務?
50年前と全然変わってないじゃないか。
音楽の教科書には相変わらず『ひのまる』の歌がのっており、「すぽおつのたいかいやおりんぴっくなどで、わたしたちのくにのはたをみると、うれしいきもちになりますね」と愛国心を疑われても仕方がないような文章が書かれています。
自分たちの言葉である日本語を大切にするという気持ちはないのだろうか。
カタカナを習うのは後半なのかもしれない。でもだからって「すぽおつ」や「おりんぴっく」はないだろう…旗を見るたびに思い出して悲しくなりそうだ。
私は学校が押しつけてくるへんてこりんな愛国心には動物のように抵抗したが、故郷や日本という国に対しては動物並みの愛情は持っている。
素性の知れない国家や国旗を拒否したり軽んじたからといって愛国心がないなどと、動物並みの愛国心もない人たちから糾弾されるのはいやだな。
大学の先生や元小学校校長とかが作った教科書って、ほんとにやなかんじ!
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