新人育成に必要なのはコミュニケーションです!
期待するだけでは新人は育ちません!
ある研修会社のパンフレットに大きく書かれていたものである。
新人を人材とか幹部とかに読みかえても全然オッケーなやつです。
内容をもう少しくわしく見てみると…
現場に余裕がなく新入社員を育てる風土が希薄…
社内に育成の仕組みがなく育て方がわからない
大切に育てているつもりだが辞めてしまう
こんなお悩みがある企業に対し、新人教育やりますよ~というわけです。
研修内容は、社会人基礎力とやらで報・連・相、ビジネスマナー5原則など、「コミュニケーション」とやらで電話・来客対応、名刺交換、話の聞き方・伝え方など、「セルフマネジメント」やらで自分を知るやら書く力やら考える力やら…、その他モチベーションやらキャリアデザインやら…25時間ほどの研修ですが、1人当たり15万ほどするんでしょうか。
社会保険労務士も新人研修などに呼ばれたりすると思うのですが、せいぜい数時間から半日、多くて1日程度ではないかと思うのですが。
上記のような内容を提供する会社があり、カネを出して買う企業があるということなのですね。
大学でアルファベットやら掛け算割り算やら、コミュニケーションの取り方やらあいさつのしかたやらのカリキュラムを組んでるとバカ田大学といってバカにされ、非難の嵐なのに、企業が同じことをやっても誰も不思議にも思わず、会社も従業員もフツーにやってんですね。