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知らなければ損をする。闘わなければバカをみる。
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社会保険労務士のブログで時々、役所の横柄な態度について書かれているのを読む。(社労士のブログだけじゃないけど…)
市民に対する応対態度の悪さについてだが、特に役所側がミス(担当者の無知や不注意など)をしたときの、間違いを認めない、言い訳をする、間違いが明らかになってもきちんと謝罪しないといった点が、代理人である社労士を怒らせているみたいです。
だから役所は~~~と言いたくもなるのですが、でもでもですね、これは決して役所に限ったことじゃないですよ。
間違いを認めない、言い訳をする、謝らない。
身に覚えのない人はいないはず。
これはどんな業界だっていっしょですよ。自信のない人、自信のないときってこうなっちゃうんです。それと、自分にとってたいしたことじゃなくても、相手にとっては大変なことなのだと想像することのできない鈍感さ・傲慢さもあります。こういう態度を擁護しているわけじゃないですし、大目にみてあげるべきとかではないです。誰もが陥る可能性があるってことです。
でもやっぱり、役所特有の横柄事情というのがあるように思います。
自分自身、役所勤務を経験してみて思うのは、だんだん役所くさくなってくるってことです。まだ経験が浅いのと、あまり接客がないのとで、まだ電話・対面共にドキドキ感が強く、へどもどしていますが、周りを見渡すと思うこと多々あり…
どこの役所も非正規職員が大半を占め、必ずしも臨時的・一時的ではない業務に従事しているのです。身分は正規職員と全く異なりながらも、公務員として扱われ、さまざまな規定にしばられています。(濱口桂一郎さんがhamachannブログで「公務員」概念のねじれについて書いています)加えて役所というのは、許認可を与えたり指導や監督をしたりもします。このような組織の末端で働いていると、だんだんカン違いしてしまい、上から目線の横柄な態度となってしまうのです。
学ぶべきことも多く、勉強にはなっていますが、非正規職員として長くいるべき場所ではないですし、それは健全ではないとつくづく思う今日この頃です。
最低な態度の○○署や○○所の担当者の姿は他人事ではないのです。
『からすのパンやさん』という絵本がある。我が家にある古本には、初版1973年、1997年195版となっているので、かなり読まれているロングセラーのようだ。
夫婦でパン屋をやっているカラスの家に、4羽の赤ちゃんガラスが生まれる。お父さんカラスは朝早く起きてせっせとパンを作るが、赤ちゃんが泣きだすと、とんでいってあやしたりだいたりするもので、パンは焦げたり半焼きになったりしてしまいます。
お母さんカラスもお店をせっせと掃除したりしますが、赤ちゃんが泣きだすととんでいっておっぱいを飲ませたり、おしめをかえたりするので、お客さんを待たせたり、お店がちらかったままになっています。
そんなこんなでパンを買いに来るお客さんがだんだん減って、だんだん貧乏になっていきます。
4羽のカラスはやんややんや騒ぎながらも大きくなっていきます。パンが売れないので、4羽のおやつはいつも売れ残りのパンでした。4羽がいつもパンを食べているのを羨ましく思った友達が、「買に行くからおいしいパンを作ってね」と言いました。4羽の子ガラスがお手伝いをしておいしいパンをいっぱい作りました。小さなお客さんに大好評のパンはあっというまに口コミで広がり店は大繁盛…
というお話なのです。
この絵本をはじめて読んだのはずいぶん昔のことです。特に面白いとかいう印象はなかったのです。娘に読み聞かせるときは、早く終わらせたいのでとばしながら適当に読んでいました。まだそれほど面白いとは思っていませんでした。ただ、あれ?これって、仕事と子育てに関するはなしなのかな?と漠然と感じていました。はじめてきちんと読んでみて、ようやく仕事と育児の両立がテーマなのだとわかりました。
カラスのお父さんとお母さんは保育園に子どもを預ければよかったのか?もしそうしていたらどうだっただろうか?子どもを抱えながら働くのは雇用であれ自営であれ大変なことだ。子どもを理由にしょっちゅう仕事に穴をあけられたらたまらない。仕事をちゃんとするには、保育園のようなところが絶対的に必要なのか?
親の就労にかかわらず、すべての子どもに教育を!新保育制度の理念である。待機児童解消が目的になっているが…
妊娠・出産したら仕事はおやめなさい。妊産婦は体が重く使い物にならない。子どもが小さいうちは貧乏でも我慢しなさい。このように言ったおばあさんがいました。
かなりのブーイングでした。でもその通りなんですね。これが世間の風なのです。子どもを育てながらの仕事は容易ではない。仕事にならないから貧乏になってしまう。ほんとにそうなのです。でも、幸い子どもって大きくなるんです。
カラスのパンやさんみたいにね。
つづきもあるよ!
就活「オワハラ」が230件
忙しいときは新聞の見出しだけでも読むように。就活生などはそのような指導を受けたりなんかしてるのじゃなかろうか。
けどねぇ、私は新聞の見出しほど怪しい勝手なものはないと思っています。見出しだけ読んでたんじゃとんでもないカン違いをしてしまいます。最後まで読んでみたら、その見出しはウソ・大げさ・まぎらわしいの3拍子揃ってたりしますよ。
それにですねぇ、「オワハラ」みたいなものだと、全然わからないじゃないですかっ!!越中八尾風の盆のおわら踊りを強要する嫌がらせかと思うじゃないですか。
「就活終われハラスメント」の略だそうです。就活ばっかしてないで少しは学業に身を入れろ!と教師や親が学生にガミガミ言って、学生は就活に支障をきたす…というのではないのです。
政府の要請で経団連加盟企業は採用時期を4か月繰り下げたのですが、中小企業や外資は従来通りなので、内定者に対し就活を終わらせるよう圧力をかけているらしいです。それがオワハラなんだって。
私が社長でもそうするわ。
先にすべり止めで他の学校を受けといて、後で本命が受かったら当然そっちに行くもの。
中小企業だって、それを見越してオーバーブッキングみたいにしといて、後で減らなかったら「ごめーん、君大企業に決まったと思って内定から外したよ~」ってできたらいいのにね。
内定キープのための供託金みたいのがあればいいんじゃない?
アンタ最低(自分ツッコミ)
でもさぁ、オワハラって、就活だけじゃなくてなんにでもあるよね。
あなたとの結婚生活を終わらせたいと夫にせまる。おまえなんか人生から降りてしまえと自殺をせまる。介護を終わらせたいと要介護者をなじる。
「オワハラ」は今年の就活のキーワードになっている、と新聞にはあるが…
中小企業の社長さん、こんな言葉をだまって聞いているのですか?
介護保険は事業所と利用者が契約を締結して様々な介護サービスを提供したり、利用したりするわけですが、かつて特養に勤務していたときや、居宅でケアマネをしていたときから、契約契約とやかましく言うわりには、どうもいいかげんだなぁと感じていました。
Q: 法律行為である契約は、介護保険上どうなっているのだろう?
A: 契約のあり方については、介護保険上なにも取り決めがないようです。
なので、社会通念上の手続きとして妥当かどうかということになります。「契約書」を作らなけらばいけないという法令上の規定はなく、消費者契約法などの規範により、事業者が自主的に作成しているようです。
(介護支援ネットより)
契約書ですからサインやハンコがいくつも要ります。介護ヘルパーと訪問看護とデイサービスと福祉用具と住宅改修を頼むとなると(この程度の利用はよくあることです)ケアマネとの契約も含め、6つの契約書にサインサインハンコハンコです。認知症の方じゃなくたって、よくわかりませんし、大変です。利用者本人が書いたり押したりすることはめったにありません。
家族が代わりにやるわけですが、後見人でもありませんし、委任状だってありません。代理人のところに家族の名前を書くことになりますが、本人のとこだって家族が書いてます。どこに誰の名前を書くのかわからず、任せておいたら本人欄にも家族の名前が書いてあったりなんかします…
ついでに言うと、本人が行きたくないと思っていたって、家族が「行く」と決めたら、いやいやデイサービスにも行かねばなりません。
なだめすかされ脅されて懇願されて行くハメになります。
柱にしがみついてでも頑張りとおして行かない人もいます。暴れて「こちらでは引き受けかねます」と事業所に言わせて、まんまと帰ってくる人もいます。
契約となじまないというのでしょうか…
契約が徹底している欧米社会のように、詳細に取り決めをしたらよいのか、独自の工夫が必要なのか…
神との契約という宗教的背景がない者が契約契約と浮かれ騒いでいるので、いたるところで契約ってなんじゃろな?というような事態が頻発しています。
特に労働契約分野で…
契約ってなんじゃろ?JAROにきいてもわからんじゃろなぁ