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労働時間を短くして家族と過ごす時間や趣味などの時間を増やす。そのために仕事の効率を上げる。
どこも間違っていないように思うのだが…
育児・教育ジャーナリストのおおたとしまささんはこの考え方の矛盾をついています。
家族との時間を大切にしたいと思うなら、意識を向ける先は「仕事を早く終わらせる方法」ではなく、「家族との時間そのもの」であるべき。まず仕事を終わらせることに意識が行くこと自体、無意識が仕事優先の価値観に乗っ取られている証拠。家族時間の量を追い求めると、どうやって仕事を早く終えるかばかりに意識がいってしまい、仕事を早く終えること自体が自己目的化してしまう。結局頭の中は仕事のことで占領されてしまう。
家族との時間を優先しようとして、結局は仕事優先になってしまっている。本末転倒に陥っているということですね。
家族と過ごす時間の量を増やすことには限界があっても、質を高めることはいくらでもできるはず。ひとまず量は後回しにして、質を追い求めるようになると、仕事優先の価値観に乗っ取られていた無意識が、家族との時間に向けられるようになります、とおおたさんは言います。
時間という量に限界があるのは仕事もプライベートもいっしょです。仕事が忙しいわけでもないのに!いつも時間がなく焦ってイライラしている私には耳の痛い話です。
娘や夫に当たり散らしながらバタバタして家を出て、帰宅後すぐに食事の準備をして家事やなんやであっという間に寝る時間。娘の絵本~~、トランプ~~の声に苛立ちしかたなく付き合ってやって、罪悪感に苛まれながらもやはり苛立を隠せず「ママ怒ってる~~」と娘を悲しませ…
いったい何してんだろ。
時間の量を追い求めている限り、「仕事が忙しくて家族との時間が取れない…」「仕事と育児の両立が辛い…」と投げ続けるしかないのですね。
今ある時間を濃く!ということです!
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