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ダイソーといえば100均の王者である。私は一時期セリアに流れたが、イオンの大改装で売り場が縮小し、欲しいものが全然見つからなくなったため、ダイソーに戻った。

セリアは100均らしからぬ楽しさがあって気に入っていたのだが、いくら見た目がよくても必要なものがないのでは役に立たない。売り場面積の小さい無名の100均にあるものさえないのではおはなしにならない。

ダイソーさん、ただいま~である。

ある月刊誌にダイソー社長:矢野氏のインタビュー記事が載っていました。

国内2800店舗、海外26ヶ国840店舗という大展開でありながら、矢野氏は「ありがたいことに人生でうまくいったことが一つもない」だから「働くしかないんだと思って、よく働いていました」と話しています。

矢野氏の好きな言葉は「恵まれない幸せ」「仕方がない」「分相応」「自己否定」など、負け犬の言葉だそうです…

恵まれないほうが頑張れるからいい。自分が恵まれた瞬間に力がどんどん落ちていくと思っている。いい会社だと言われるぐらい社内にとってよくないことはない。危ないと言われていることほど頑張る栄養源はない。

ここまでくるとたいしたもんです。

小さいときから苦労はしていたようです。ダイソーがこれほどの企業になると思っていましたか?というインタビュアーの質問に対し、「億に一つもありませんでした」と答えています。今でもなんかスキがあるんじゃないかと思っているようです。

私は創業者の話というのがけっこう好きです。「うまくいった」ことよりも「全然だめだった」話の方が圧倒的に多いです。部長さんとかの話が「うまくいった」自慢話が多いのとは対照的です。

海外で事業を行う際には、「日本と違うという認識が徹底的にないといけない」と矢野さんは言います。何を当たり前のことを…と思うかもしれませんが、この当たり前のことがわからず撤退している日本企業は多いです。

ブラジルでは、電話局から「明日検査に行くから待っていてくれ」と言われ待っていたら、電話局の制服を着た強盗が来たことがあり、そんなことが日常茶飯事だそうです。

ブラジルでは、ガードマンを雇うのが普通なんだそうです。

そう言えば、海外支店の勤務になり、勇んで立派な就業規則を作ろうと思っていたら、(法的な拘束力のある)就業規則自体なくてびっくりしたという方が書いた本がありました。

写真では矢野さんはフツーのおじさんに見えました。
 
 

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