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ほめて育てる。
子育てや社員教育において、この方法は画期的ですばらしいものと思われ、浸透はしていないかもしれないが、けっこう共感は得られているようだ。
日本人は相手をけなしがちだが、欧米人はそうではなく、我が子や部下をほめちぎって長所を伸ばすとかいうやつだが…
すばらしいやり方のように思えるが、実際にやってみると違和感がある。
けなされるよか褒められるほうがいいにきまっているのだが、嘘やお世辞とわかっいて嬉しく感じるのは健全ではない。なので健全な子どもは、事実に反する褒め言葉に対して社交辞令で嬉しそうな表情は見せるものの、こちらが期待したようながんばりは見せてくれない。
当たり前のことだ。
部下の教育も同じことである。上司は歯の浮くような褒め言葉で嬉しがるかもしれないが(それでもやはり有益なことはしないが)部下の場合は困惑・混乱して、なにを頑張ればいいのかわからなくなる。
当たり前である。
ホメるには面倒だが、嫌なことだが(好きな相手ならそうではないだろうが)相手をよく見なきゃいけない。ああかもこうかもと想像しなきゃいけない。その結果、いろんなことが判明する。思わぬ発見があって、ぜひ伝えたくなる。やや興奮気味なので大袈裟な言い回しにはなるが、嘘はないので相手も少々引き気味ながらも嬉しく感じる。意外なことで褒められたと感じるかもしれない。本人にとっては欠点だったかもしれない。
ただホメりゃいいってもんじゃないことぐらいは誰もがわかっているのだけど。
保育園から戻った6歳の娘に、好きだよ・大事に思ってるよということを伝えるがスルーされ、娘は「あのねあのね」と今日の出来事を興奮してしゃべりだした。
身勝手で自己中なほめる作戦はいけません。
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