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働くママの支援に積極的な企業として知られていたが、人手不足感の強い現場では全く違っていた。それに加え、夜9時10時まで働くのが当たり前の職場。同僚は妊婦や育休取得者に対し聞えよがしの嫌味を放つ。メガバンクに総合職として就職したが、こんな会社で子どもを産み育てられないと、28歳で転職。母子保健関連のNPO法人に契約社員として入る。「うちは職業がら働くママが多い。育休も取れる」と上司に言われホッとするが、妊娠がわかり育休を希望すると、「一度やめて保育所が決まったらまた来て」と退職を促され、契約更新をしてもらえなかった。
6月の読売新聞記事・人口減社会のなかに出てくる30歳の女性のはなしである。
女性は「職場の本音と建前は全然違うということを身を持って感じた」そうだ。
本音と建て前、日本人なら知らぬものがいないほどの常識だが、この建前にご褒美がつくので、ますます両者の溝が深まるのだ。
くるみんマークを取得している企業のイメージは当然ながらよい。自治体から表彰されている企業もすばらしくみえる。お客様だけではなく、人手不足の現在、就職したい企業としても人気があるに違いない。助成金ももらえるだろう。
今流行なのは、ワークライフバランス・女性に優しい・女性活躍などだが、別になんだっていいのだ。そのときそのときの流行(行政が力を入れていること)に乗るのがポイントなのだ。
よさげなことをしている企業=社会的な責任を果たしている企業と思うのだからみな優しい。(強欲で悪辣な奴が多いこの地球上で、悪を悪と見破れないのはおおいに不安だが)
ユニクロは古着を集めて海外に送っているから超エコなやさしい企業となる。古着を小さく切ってティッシュ代わりに使っている私はエコだが他人にやさしくないエゴだ。ふんっ!!ユニクロの服を最後に買ったのが1年以上前で、それ以来ぜんぜんっ買ってないから、それが社会貢献なんだからね!!
ワタミも自然保護とかやってたっけ?
アル・カポネも熱心に教会に通い、慈善活動をよくしてたそうだな。
本業そっちのけで投資に熱をいれていたのがバブル時代の企業。悪いところを改善せず、別のところで目立つことをして目を逸らさせる手法で、なぜかご褒美までもらえる今の企業。
ご褒美を手にしてしまえば、はい、それまでよ。
国からカネなどのご褒美をもらって「いい企業」になってるとこに過大な期待をしてはいけません。子どものためにも権利は闘って勝ち取りましょう。
やさしくしてくれない、配慮してくれないなどと、「くれない族」になってはいけません。くれない族って何?あんたの造語?違います!!
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