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自分の方が上であるということを、それとなく誇示することをマウンティングというらしい。
意識高い系・ポジティブ系の人たちの集まりではこのマウンティングが盛んだとか。「スキルアップのためにこんなことをしている」「こんな素晴らしい仕事を任された」などリア充自慢をして、自分の成長ぶりをアピールし、「すごいヤツ」と思われるようがんばってるみたいだ。縁がないので知らないが…
この逆が卑屈系のダメ自慢・失敗品評会である。逆マウンティングというそうだ。
私は決して選んでいるわけではないが、こっちの方に縁がある。
雨宮処凛がビッグイシューのコラムで、卑屈系のダメ自慢をいくつか紹介している。
ある30代女子は彼氏がほしいものの、出会いが全くなく、とうとう夜道で襲ってきた変質者に「何歳ですか?」と話しかけてしまったらしい。バカ正直に30歳と答えた男に対し、「私35歳ですが、いいんですか?」と詰め寄ると男は混乱した様子で退散したとか…
気になってる女の子に告白したら、「顔も見たくない」という酷すぎるフラれ方をした人とか…
ひとりで花見をしていたら、知らないオジサンから「見ていると侘しくなるから帰れ」と言われたとか…
私も自虐ネタを披露したいところだが、止まらなくなるのでまたの機会にするとして…
こんなネガティブなものに首を突っ込みたくない、近づきたくないという人もいるだろうが、私は違います。雨宮さんもです。
今の世の中、多くの人が見栄を張り、少しでも自分を「上に」見せ、バカにされないように必死に虚勢を張っている。しかし、自分を高く売りつけたところで「デキる人間」なんて思われたら、いろいろと雑用を押し付けられたりして面倒なだけだ。「カッコイイ話は禁止」の飲み会とかをやってみると、意外な人と仲良くなれるかもしれない。
なるほど。相手にもよるでしょうが、少なくとも後輩・部下には自慢話より失敗話のほうがいいんじゃないかと思う。同僚だとどうしても話を盛りがちだが、あえて自虐・ダメ自慢でいき、侮られることで得るものがあるかもしれない。PR
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