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法律を学ぶ学生のための月刊誌『法学教室』2月号に、日本労働弁護団会長を務めていた宮尾邦雄弁護士のインタビューが出ていました。

日本労働弁護団の意義や役割についての質問に次のように答えていました。

1つ、様々な労働事件の情報交換をし、経験を集積し、学び合う場である。
2つ、社会の対して発言する法律家団体である。
3つ、労働弁護士を目指す法曹の教育の場である。

そして、弁護士の個人的経験は限られている。いろんな人の経験を聞いて交流し情報を得る。そのことが自分を高めることにつながる。独りよがりにならないためにも、このような団体に入り研鑽を積んだり、議論に参加することはとても大切だと話されています。

社労士もほんとはいっしょですよね…

専門性を高めるためには、逆説的だがより広い裾野が必要。あらゆる分野の法律について可能な限り幅広く勉強するのが大前提。さらに言えば、法律分野のみならず、広く社会科学、人文科学、政治経済、社会歴史、思想心理といった分野の知識や関心が必要。裾野を広く持つことで専門性はより確実になる。とも。

耳が痛いです。

社会問題を扱うには、やはり強い熱意がないとできないものでしょうかという質問に対しては

なくともやってはいける。クールにやろうと思えばできるでしょう。としながらも、個人的な意見として、依頼者に寄り添うシンパシーや熱いハートが必要。依頼者の権利を救済するためパッションをもって、自分の持てる法律的な技術を最大限いかさなければならないと、熱い思いを披露されています。

このようなミッションを社労士は持っているだろうか…

人に求めず自分が目指せばいいんですね!!
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