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県の長寿課から「重要書類在中」と赤字で印字された封筒が届いて不審に思った。おそるおそる中をのぞくとケアマネの更新手続きに関することだった。ホッとした。そして5年前のことをなつかしくも苦々しく思い出した。(5年前以外にも戻りたいと思うような甘い過去は一つもなく、どれも苦々しい思い出ばかりだが…)あのころ、ケアマネの仕事を頑張ろう!って気持ちを新たにして新生活をスタートさせたんだったな…1年もしないうちに頓挫してマクドナルドの主婦クルーに転職せざるを得なかったけど…

3歳前の娘を慣れない保育園と慣れない夫に託して車で1時間以上かけてケアマネ研修に通ったなぁ。研修内容はなにがなんだかさっぱりわからなかったなぁ。それはケアマネの仕事を始めてからも今も同じ…直接介護に携わる仕事はしていないがとっても気になる介護業界。なんとなく知ってるつもりではいても、実は全然わかっていない介護のこと。制度のことも人のことも介護技術のことも、肝心の介護業界の労務管理のこともいまひとつ…

そしてなにより、介護の仕事に未練があるためこういうお知らせがくると心が揺れる。おそらく今後介護業界は大きな格差が出てくると思う。介護保険で受けられる介護はたぶん最低のレベルになってくような…介護保険に依存している業者は淘汰される一方、劣悪な介護しか受けられない人の受け皿として介護保険に喰らいついていく猛者は居残ると思われる…やはりこの業界目が離せない。

書類を読むとどうも私の場合、更新のために95時間の研修と35,000円の費用が必要みたい。時間と費用を捻出できるか…更新研修を受けずに新規登録者の研修を再度受けるという方法もあるが(時間も費用もこっちのほうが安くつく)あの研修をもっぺん受けると悶絶死しそうだ。

がんばって更新研修うけてみようかな。

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新人育成に必要なのはコミュニケーションです!

期待するだけでは新人は育ちません!

ある研修会社のパンフレットに大きく書かれていたものである。

新人を人材とか幹部とかに読みかえても全然オッケーなやつです。

内容をもう少しくわしく見てみると…

現場に余裕がなく新入社員を育てる風土が希薄…
社内に育成の仕組みがなく育て方がわからない
大切に育てているつもりだが辞めてしまう

こんなお悩みがある企業に対し、新人教育やりますよ~というわけです。

研修内容は、社会人基礎力とやらで報・連・相、ビジネスマナー5原則など、「コミュニケーション」とやらで電話・来客対応、名刺交換、話の聞き方・伝え方など、「セルフマネジメント」やらで自分を知るやら書く力やら考える力やら…、その他モチベーションやらキャリアデザインやら…25時間ほどの研修ですが、1人当たり15万ほどするんでしょうか。

社会保険労務士も新人研修などに呼ばれたりすると思うのですが、せいぜい数時間から半日、多くて1日程度ではないかと思うのですが。
上記のような内容を提供する会社があり、カネを出して買う企業があるということなのですね。

大学でアルファベットやら掛け算割り算やら、コミュニケーションの取り方やらあいさつのしかたやらのカリキュラムを組んでるとバカ田大学といってバカにされ、非難の嵐なのに、企業が同じことをやっても誰も不思議にも思わず、会社も従業員もフツーにやってんですね。

来月6日が入学式なので夫からせっつかれて小学校の制服をショッピングセンターに買いに行った。小さな町の町立小学校である。ショッピングセンターは1つしかない。当然あると思っていた。○○小学校の制服をくださいと言ったらすぐに買えるか、サイズがなかったらメーカーから取り寄せてもらえばいいと簡単に思っていた。

近所の子どもたちの通学する姿を何度も目にしていて、制服の色やデザインのことはなんとなく知っていた。だが、どんなのか?と聞かれたらこんなのと答えられなかった。用意しなきゃいけないものを書いた書類一式は慌てていて学童保育のものを持ってきていた…

店員さんが調べてくれて20分ほどの間に次のことが明らかになった。

町内の町立小学校は(7つくらいか?)すべて制服が違う。スカートは共通のところもある。上着が共通のところもある。2つの小学校は完全にオリジナルなので、取り扱い店が決まっていてそのショッピングセンターでは販売していない。体操服も同じ。娘が入学する予定の小学校は完全オリジナル校だった。

取り扱い店に問い合わせてもらい、サイズがあることを確認。大急ぎで買いに行った。店のおばちゃんは手慣れた手つきで直しの糸をキュッと結んで、あっという間にじゃあ数日後にとなった。

私は制服のない小学校と、上にはおるタイプの上着のみの制服の小学校しか経験していないのでうんざりした。
小学生の女の子がひざ丈のスカートをはいて脚をさらしているのはずいぶん無防備で危険だなと思っていた。成人女性には発情せず、ちびっこ女子ばかりを狙う男が多いのに…
小学校で制服があるのは私立か大学の付属校ぐらいだとばっかり思っていたら、今住んでいる県では制服が普通だった。
取り扱い店のおばちゃんが「今はブルマーをはかないんですよ。トレパンなんです。ですからこれ2枚必要です。毎日はきますから」と言うので、体育が毎日あるのかと思ったが、そうではない。スカートの下にはくそうだ。
ブルマーって…そういえばブルセラショップって使用済みのブルマーとセーラー服を売るとこだったっけ?

中学のとき、やはりブルマーを体育のときだけじゃなくみんな制服のスカートの下にはいていて、教師に怒られていた。トレパンの長いのを折り曲げてはいている女子もいて、不衛生だといって叱られていた。

スカートの歴史をひもとく必要があるかも…
社会学的な見地からアプローチしなきゃだめかも…

昔イタリア旅行に行ったとき、成人女性にしかみえない女子中学生たちが上下のトレパン姿に大きなリュックをかついで通学していた…

20歳ぐらいのころ、痴漢に遭ったことを職場のおじさんに言ったら、「キタネェかっこしねぇからだろ!あとなぁ、ガラの悪い女も襲われねぇし。」と教えられました。

おしゃれな(実際は無防備なだけ)制服では子どもを守れません!!
4日ほど前の日経新聞に、「人手不足企業に出所者を仲介、・法務省、建設介護業界に重点」の見出しがあった。

刑期が終わった出所者がすぐに働けるよう、人手不足の企業に仲介する拠点を4月に立ち上げるそうだ。就労支援情報センターの名称で東日本と西日本に各1か所置かれる。再犯防止効果も狙うらしい。

2014年の出所者は刑務所から約2万5000人、少年院から約3000人。ハローワークなどで就職口を探すが、東京や関西での就労希望が多く、地方のハローワークでは対応しにくかった…ためである。

こういうことにケチをつけると、出所者への差別になるのだろうか。
出所した人に就労の機会が用意されるのはいいことだと思う。
国や自治体がまっさきに雇ってあげればいいのに…
非正規枠がいっぱいあるんだし、そこに一定の刑務所・少年院の出所者を割り当てたらいいんじゃないのか。

前歴が前歴だから心配なのか。

ホームレスの人たちを対象に、介護の研修を受けさせて職の斡旋をしてたのはどこの自治体だったっけ?

同一労働同一賃金の下、飲食サービスや建設、介護は外国人や住む家のない人たち、無制限には働けない女性などがする低賃金のジョブになっていくのか…

この日の日経新聞は、1面のコラムでも同一労働同一賃金を取り上げ、なかほどでも八代尚宏氏が言及している。八代氏は、「非正規社員の間ではすでに同一労働同一賃金であり、一方正社員は職務内容の定めのない年功序列型の賃金体系を引きずっている。もし同じ労働に労働に対して同じ待遇にするなら、正社員を非正規社員に近づける必要がある」としている。

介護業界などはすでにそうなっている。正規も非正規も待遇の悪さは同じである。社会のはきだめのようにいろんな人たちがすでに低賃金の介護業界に群がっていて、やなことにそういう人たちはなかなか離職しない…辞めていくのは若い人や能力のある人、良心のある人ばかりだ。

なんか安部総理まで同一労働同一賃金をぶちあげているが、このままだと濱口一桂郎氏が指摘・危惧しているように格差の固定に拍車がかかってしまうかもしれない。

さくらとひまわりさんのブログに「育児をする女性だけが擁護されるのはおかしい?」というタイトルがあり興味津々で読んでみました。さくらさんが、あるサイトからこのテーマでのコラム執筆を依頼されたそうで、思うところを書いておられます。

さくらさんは女性たちに対してけっこう厳しいことを言っています。

自分自身で経験したことでしか人は物事を判断できない。
権利の裏には義務しかない。
子どもを育てているからと権利を主張すれば、その裏には義務がついてくる。反対もしかり。あの人の代わりに私はこれだけ働いていると権利を主張すれば、その裏にはやはり義務がついてくる。権利主張の先には対立しかない。
大事なのは、お互いがお互いを思いやる気持ち…ということだが、ポイントは「お互いのことを理解しよう」とするのではなく、「お互いの顔」「お互いの大切な人の顔」が感じられる職場づくりをしよう、ということです。

私は今6歳の子どもを育てながら働いているので、仕事と子育ての両立だの、男の育児・家事参加だの、いろいろ偉そうに鼻の穴を膨らませて主張していますが、4年前までは育児には全く無縁でした。実を言えば産んだ経験もありません。

夫婦2人で身勝手な生活を20年近く送った末の育児体験でした。保育や介護の仕事経験があったので、育児については多少わかっているつもりでした。保育所問題や教育問題なども、専門職として親よりもむしろわかっているつもりでいました。

でもいざ3歳の子どもを我が家に迎えてからは、ヒステリックにわめき散らす毎日でした。仕事は当然制限を受けます。家事育児は当然自分が受け持ちです。夫とは事前に、協力してやると話し合っていましたが、うまくいくはずがありません。仕事も育児も失敗続きで、なにもかもを恨みました。なにも協力してくれない夫、不便な保育制度、夫からも世間からも母親として責められているようでイライラのピークでした。

しかし、それでも子どものいなかったときに戻りたいとは思いませんでしたし、仕事に関しても子どもとの時間が取れないとかよりも、多くの働く女性が育児を理由(言い訳)に職責を果たそうとしないことへのいら立ちの方がむしろ強かったです。権利の主張ばかりで義務をすっかり忘れているのでは?と感じることが多かったのです。

今の働く女性に対する政策は、少子化問題と労働問題を解決する目的のためとはいえ、女性同士の対立を生むような気がします。

望んで産んだにせよ、できちゃったでしかたなく産んだにせよ、その生まれた子どもがどのような子どもであろうと、自分と血のつながりがあろうとなかろうと、子どもは私たちのために存在するのではなく、こどもたち自身のためにただ存在しているだけなのです。

教育が国を強くするもっとも有効な方法であるとか、教育は投資であるなどといった考えが根底にあれば、皮肉なことかもしれませんが国は決して強くはならないし、投資のリターンを得ることもないと思います。

女性活躍で湧いた湧いたのニッポンですが、赤い靴をはいた少女のように踊り続けるのだけはカンベンです。

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