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メンタルヘルス研修のなかで、「自己肯定感」チェックと「聴く力」チェックをする時間があった。やってみるまでもなく、自分は自己肯定感が高く、人の話を全然聞かないので聴く力がないのはわかっていた。

そのとおりだった。

自己肯定感チェックは10点満点で、聴く力チェックは5点だった。

「よくやってるよなぁ」と心の中で自分に声を掛ける
まあまあ、自分に満足している
他の人ができることは自分でもやれると思う
自分も他人と比べて同じくらいの価値があると思う
などなど、すべて「はい」である…

一方、

自分の感情をひとまず抑えて相手の話が聞ける
相手の話の途中で口を挟むことが多い
話を聞きながらつい別のことを考えてしまう
どちらかというと相手より自分の方が話すことが多い
などなど、すべて「はい」である…

隣に座っていた若いあんちゃんなど、自己肯定感がおそろしく低かったが…
うつ病のセルフチェックでも、ほぼうつ病だったが、大丈夫なのだろうか…

だが、このようなテストというのは、どこまで信頼できるものなのだろうかと思う。
よく理解して正直に回答を出す、というのが前提であるが、誰かに結果を知らせる場合、操作することもある。12月から始まるストレスチェックにしても、50項目を意図的に回答することもできるわけで。精神科医の方は、「正直に真面目にやってください。それがみなさんのためです!」と言うが、労使共に悪用の可能性あり…

メンタルヘルスは面白い領域であるとは思うが、なんか今の動向には疑問あり…むかーしむかし、心理テストが流行ったことがあって、ココロジーとかいうテレビ番組があって、翌日職場で同じテストで盛り上がっていました。メンタルヘルスはコミュニケーションと並ぶ旬な(と言ってもやや長いが)流行りの題材のようです。

精神疾患が特別視されなくなっているのはいいのですが、目に見えてよくなるものでもないのに、心の持ちようや環境でいくらでもよくなると考えられるようになったら、逆につらい思いをする人が増えるかもしれません。

今のメンタルヘルスばやりに危機感を持ってます。

さらに追い込まれる人が増えなければいいのですが…



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