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『危機に直面する労働運動』を提携先の法人から借りっぱなしになっており、そろそろ返さねば…と思い、パラパラと飛ばし読みをしてすまそうと思っていたら、なんか非常に小難しいことを書いている人がいました。

労働組合の方で、労働委員や最賃審議会委員、労働審判員などをされていた高原壯夫(たけお)さんという人が、労働と労働力の違いについて書いておられるのですが…

ぜんぜんさっぱりわからないのです。

我々が売っているのは「労働」ではなく「労働力」。賃金と引き換えに自分の「労働」を会社(経営者)に売っているように見えるが、これは外観・仮の姿・見かけにしかすぎない。「労働力」を持っている労働者が会社に雇われて仕事をする。「労働力」を発揮する。これが「労働」である。自分が売っているのは「労働力」なのに、なぜ「労働」だとカン違いするのか。賃金は後払いなので、労働の対価であると錯覚してしまう。こういうことをいろんな例を挙げて説明しているのですが…

頭が痛くなってきたので、気分転換に濱口桂一郎さんの『働く女子の運命』にチェンジしましたら…女性初の労働官僚のことなどが書かれていて面白く楽しく読めていたのに、なんと!「労働力」と「労働」がここにもでてくるじゃないですか!!

高原さんの話をもっと硬くしたような文章が紹介されていて、やはりさっぱりわからないので本を閉じようとしたら、濱口さんの解説がありました。

何が書かれているのかさっぱりわからないという人がほとんどでしょう。わかる人はよほどマルクス経済を知っている人。今どきマル経は流行らないので(赤旗では、今こそマルクス経済!とかやってますが)知らなくて当然ということで、一安心しました。

濱口さんが、全然納得はしていないけどと前置きして、できるだけわかりやすく説明してくれていますが、やはりよくわかりません。

わからないので、結論だけ紹介しておきます。

マル経においては、同一労働同一賃金はあり得ない。ということです。ここまで行きつくのに長い道のりがあるのですが…いずれ、おいおいに…わかるかな…

濱口さんの言葉を借りれば、「搾取」と聞いて昔の女工哀史や昨今のブラック企業を思い浮かべているようでは、マルクス経済の授業では単位はもらえないそうです。マル経における搾取とは利潤のことだそうです。

私はマルクスといえば『ナニワ金融道』の故青木雄二氏が言う「マルクス経済学をめちゃくちゃ簡単に言うたらやな~、世の中カネがすべてやいうこっちゃ」ぐらいしか知らないので、ついていけません…

女子どもの低賃金の解明に欠かせない理論のようなきが…

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