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昨日参加したセミナーのタイトルは「上手なやめさせ方」でした。タイトルだけを聞くと、ブラック社労士養成講座かと思いますが、そうでもないんです。「そうではなんです」と胸を張って言いたいところですが、そこは「そうでもない」と言うしかないです。

法律的なテクニックとかではなく、人の気持ちを汲まないことには話し合いは進まない、正しいことが必ずしも通るとは限らないのだからやり方を見極めないといけない、そのためには人間の心理を知る必要がある…といったことを伝えたかったセミナーなのかなと思いました。

セミナー講師は弁護士の方でした。弁護士の方が講師をされるときは、法律の小難しいところは端折って、事例をおもしろおかしく軽いタッチで話されることが多いのではないかと思います。話す相手が同じ弁護士ではないのだから当然です。

ただ、聞き手の社労士が間違った受け取り方、都合のいい受け取り方、自分本位の受け取り方をしているのではないかと危惧します。

裏話のようなものは、ちょっとしたスパイスみたいで面白いものですが、本筋あっての裏話です。それだけをつまみ食いのように取り入れることはできません。

法律のプロである弁護士が数多くの紛争から学んだ人心掌握術は貴重ですが、それを実際に使いこなすのは全く別です。

うまくいくこともあるかもしれません。いかないこともあるかもしれません。

いいとこどりはできることもあればできないこともあります。

それと、ちょっと余談ですが、無駄な会議は糾弾されるのに、グループワークというものはなぜか野放しにされています。講師の話をただ座って聞くだけだろうが、グループに分かれて何か話をするのだろうが、有益・無駄・無為は同じであるはずです。しかし、講師の話を聞くだけなのは実り少なく、グループワークこそが有益、皆が参加していていい、といった考えが大流行りのようです。これまでいろんなセミナー等でグループワークを体験しましたが、無駄な会議のもっともたるものという印象が強いです。もちろんそうではないものもありました。会社における会議といっしょです。みんなで参加がいいのなら、烏合の衆です。

グループワークの悪いところは、講師の話を一方的に聞くだけのセミナーと違い、フィードバックが全くないところです。本音の部分ではいろんなことを思っているはずですが、それを知り得ないのです。連帯責任は無責任と言いますが、話し合いが無為に終わったとしても、誰の責任でもないのです。誰も何も責任を持たないのがグループワークです。仮に進行役などを決めても、役割を与えられた人は必死になっていますが(そうではない人も多いのですが)他のメンバーはまるで他人事です。

今回のセミナーはグループワークの時間が10分程度でした。よかったです。烏合の衆に時間を与えても無為に過ぎて行くだけです。また、時間というのは十分ではないのが常です。GWの欠点はグループ討議に時間をかけすぎているところだと思います。

ここ数か月、自分が主催する側も含めてGWに関わることが多かったので、いろいろ思うことがありました。

でてよかったです!


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