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老人ホームの入居者をベランダから投げ落とした男が逮捕された

ニュースは最初に事実を伝え、詳細を説明し、原因や背景を述べる。介護関連の虐待等については、必ず人手不足と待遇の悪さ、そこからくるストレスなどがその原因として述べられている。

それは間違いではない。人手不足と待遇の悪さは周知のとおりである。

だが苛立つのは、個人としての責任と混同されてしまっていることだ。

そしてなによりも、お客様然とした正論がお決まりになっていることに腹が立つ。

人手不足だが自分が働くのはまっぴらごめん。カネを積まれてもやりたくないような仕事が低賃金。偉いねと憐れまれ、軽蔑される仕事。低賃金はかわいそうだが、税金は上げてもらいたくない、消費税なんてもってのほか、保険料が上がるのもとんでもない。2割3割も自己負担するなんて嫌だ。介護保険は使い勝手が悪い。

誰かなんとかしろ。国の責任だろ?介護不足をどう考えてるんだ?外国人を簡単に入れるなんてダメだぞ。介護は尊い仕事だ。専門職だ。ちゃんとした賃金を支払うべきだ。介護職を使い捨てにするから虐待とか殺人が起こるんだぞ。

誰かがなんとかするべき。自分は今ちょっとてばっててできないけど、放っておくわけにはいかないでしょ?誰かがやるべき!!じゃないと介護職の人かわいそう。

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先日電車に乗って福井県まで行ってきました。福井は恐竜で町おこしをしているみたいです。怪獣・恐竜・爬虫類がわりと好きな私にとって楽しいところです。

福井駅には白衣を着た恐竜博士?がおり、いくつかのベンチに座っています。数少ない椅子を占領しており、ちょっとあんたどいてくれん?とも思いますが、そのようなツッコミを入れたくなるような容貌でもあり、いいね~!と思います。

この恐竜は置物で動きませんが、動いたらもっと楽しいです。改札やコンビニはこの恐竜博士にまかせてもいいのではないか?と思ったりしています。

ある月刊誌に長崎ハウステンボスの「変なホテル」が紹介されていました。ロボットが接客をするという(今のところ)ユニークなホテルで、昨年7月にできたばかりだそうです。ロボットアームが荷物をロッカーに入れてくれ、女性ロボットがチェックイン方法を案内し、ポーターロボットが荷物を運び、会話ロボットが命令に従います。そして、恐竜ロボットが受付で英語をしゃべっているのです。楽しそう!!

24時間営業のコンビニやスーパーはみんなロボット接客にしたらいいではないですか!

労働者は機械や物のように扱われている。商品として売買されている。それが真実だ、真理だという主張があるようですが、ロボットが労働者なら問題ないはず。ロボットに仕事を取られた!なんて言うのはなしですよー。

人間のあたたかみ…人と人とのふれあい…コミュニケーション…人を人とも思わない人ほど、人を求め、ロボットを差別してませんかね~。

変なホテル体験してみたいです!
苦手なことを無理してやらせるのではなく、得意なことを見つけて伸ばしてやる。

現代の教育の主流を占めている考えではないでしょうか。

苦手意識で委縮していた者としてはありがたい風潮ですが…

昨日の新聞にこんな記事が載っていました。

力自慢の父親がまき割をしていると、年配のじいさんがやってきた。じいさんの動きはゆっくりなのに、父親よりも多く割る。どんな木にもペースが落ちない。よく見ると父親は、割りにくい節を避け、ペースを乱していた。じいさんは常に節の上に斧を打ち下ろしていた。

棋士:升田幸三氏の幼少時の思い出話として紹介されていました。

自分が不得意とする分野では成功できない。自分が得意とする分野でなければ勝てない。自己啓発セミナー辺りでよく言われることじゃないでしょうか?(知らないのでテキトーに言ってます…)

試験などでは、難問を避け易しい問題から解くのが定石ですが、気構えにおいては、苦手分野を恐れず、弱気や不安という心の節を真正面から打ち破る。これが、勝利を引き寄せる秘訣ではないか。

そうですね!!

嫌だな、苦手だな、面倒だな…このような気持ちにいちいち頓着していたら物事がちっとも進みませんからね。そして、そのような気持ちでやっている仕事は当然ですが苦痛です。どんな職種や業種でも同じです。クリエイティブであるとかないとか、熟練度が必要であるとかないとか、そんなことはこの際関係ありません。

自分では得意だ、好きだと思っていることが、他人からは全然そうではないことって意外と多いものです。逆もまた然りです。

意外なことで褒められたり、評価されて当然と思っていたのに、全然!!反応がなかったなんてことありませんか。
『危機に直面する労働運動』を提携先の法人から借りっぱなしになっており、そろそろ返さねば…と思い、パラパラと飛ばし読みをしてすまそうと思っていたら、なんか非常に小難しいことを書いている人がいました。

労働組合の方で、労働委員や最賃審議会委員、労働審判員などをされていた高原壯夫(たけお)さんという人が、労働と労働力の違いについて書いておられるのですが…

ぜんぜんさっぱりわからないのです。

我々が売っているのは「労働」ではなく「労働力」。賃金と引き換えに自分の「労働」を会社(経営者)に売っているように見えるが、これは外観・仮の姿・見かけにしかすぎない。「労働力」を持っている労働者が会社に雇われて仕事をする。「労働力」を発揮する。これが「労働」である。自分が売っているのは「労働力」なのに、なぜ「労働」だとカン違いするのか。賃金は後払いなので、労働の対価であると錯覚してしまう。こういうことをいろんな例を挙げて説明しているのですが…

頭が痛くなってきたので、気分転換に濱口桂一郎さんの『働く女子の運命』にチェンジしましたら…女性初の労働官僚のことなどが書かれていて面白く楽しく読めていたのに、なんと!「労働力」と「労働」がここにもでてくるじゃないですか!!

高原さんの話をもっと硬くしたような文章が紹介されていて、やはりさっぱりわからないので本を閉じようとしたら、濱口さんの解説がありました。

何が書かれているのかさっぱりわからないという人がほとんどでしょう。わかる人はよほどマルクス経済を知っている人。今どきマル経は流行らないので(赤旗では、今こそマルクス経済!とかやってますが)知らなくて当然ということで、一安心しました。

濱口さんが、全然納得はしていないけどと前置きして、できるだけわかりやすく説明してくれていますが、やはりよくわかりません。

わからないので、結論だけ紹介しておきます。

マル経においては、同一労働同一賃金はあり得ない。ということです。ここまで行きつくのに長い道のりがあるのですが…いずれ、おいおいに…わかるかな…

濱口さんの言葉を借りれば、「搾取」と聞いて昔の女工哀史や昨今のブラック企業を思い浮かべているようでは、マルクス経済の授業では単位はもらえないそうです。マル経における搾取とは利潤のことだそうです。

私はマルクスといえば『ナニワ金融道』の故青木雄二氏が言う「マルクス経済学をめちゃくちゃ簡単に言うたらやな~、世の中カネがすべてやいうこっちゃ」ぐらいしか知らないので、ついていけません…

女子どもの低賃金の解明に欠かせない理論のようなきが…

宿泊・飲食業と言えば、低賃金で重労働、対人サービスなので神経を使い疲れる…こんなイメージがないでしょうか。消費者として見れば、安くてメニューが多くて、サービスも割とよい、高給とは言えない自分の賃金でも楽しめる…

この業界は収益力が低いのですね。(介護業界も同じようなことが言えます)

星野リゾート代表の星野佳路(よしはる)氏が、先日の新聞で業界の収益向上について提案をしていました。

インバウント(訪日旅行者)効果を認めながらも、日本の競争力が向上したというより、外国に旅行する人の数が世界中で伸びており(特にアジア)マーケット自体が広がっているためである。国内観光旅行の消費額の割合では、インバウントは15%程度。一方、日本人の国内旅行消費額は長年20兆円規模を維持している。とはいえ、長期的には緩やかに落ちている。その要因は人口減ではなく、旅行参加率の減少。特に20~30代の男性が国内旅行を避けがち。彼らのおよそ半数は1年に1回も国内旅行をしていない。このように冷静な分析をしています。

宿泊・飲食サービス業での非正規雇用の割合は75%以上で、これは産業界の中でもっとも高く、収益を出せていないのが原因。雇用増加などで地域経済に貢献できず、投資も呼び込めない。とまあ、かなり厳しく自らの業界を見ています。

収益を上げるための政策レベルでの改善として、連休の分散化を提唱しています。今は年末年始と夏休み、GWなど特定の100日に休みが集中しており、観光地は旅行者であふれ、宿泊の値段は高くなり、その結果旅行しないという選択肢が生まれ、すごくもったいないとのこと。

就業規則を見ていても、年末年始と夏休みが特別休暇となっているところが多く、有給休暇が半分程度の消化率にとどまっていることを考え合わせると、(人手不足や業務量過多でも)みんなで休むのはいいけど、自分から請求して自分だけ休むのはちょっと…という心理が見えます。でもこの「みんなが休む」時期は本当に時間もお金も無駄にしなけりゃいけない状況です。

連休分散はいつぞやどこかの政党もやろうとして失敗してました。年次有給休暇の計画付与を義務付けるとかの法改正もセットじゃないと無理なのかも…

星野さんはLCCの受け入れ空港を増やすことも課題として挙げていますが、私は決して飛行機賛成派ではなく、ゆっくり旅を楽しみたい派ですが、LCCにはあえて大賛成します。

なんでって、あまりにも新幹線を通し過ぎて、安くのんびりゆっくりの電車の旅ができなくなりつつあるからです。北陸は新幹線のおかげで青春18切符も使えません。

たかーいお金を使う人だけを相手にしていては商売になりませんよ!これは宿泊・飲食業界だけではないですね!!

たか~い能力にしかカネを払いたくない、その他大勢は安く使い倒したいという人、自分には使う権利があるとなぜか思っている人。世の中の多くはその他大勢であることをお忘れなく!

私は長年世間の相場と無縁だったのですが、子どもがいると世間に合わせなきゃならないことが多いです。今年から子どもは小学生なので、徐々に世間相場から外れていけると思うと嬉しいです。



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