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一億総活躍の文言に違和感を覚えるのはなんでだろう?

一億総玉砕とか一億総懺悔とかからくる嫌悪感なのか?

一億総~は日本の人口が約1億人であることから、猫も杓子もという意味、との説明をみつけたが、一億総中流とか一億総白痴化などがそういう意味なのだろう。

では、一億総活躍とは?

猫も杓子もとにかく誰もが何でもいいから活躍しようぜ、ってかんじか?

一億総~はこれまであまりよい使われ方をしていないのに、介護や保育といった福祉関連の施策にこのような名称をつけるその感覚ってどこからくるのだろう?介護や保育に限らないか……こんな名称を平然とつけるその感覚の出どころが気になる。

「日本会議」なるものをどれくらいの人が知っているのだろうか。私自身は「日本会議」という言葉を耳にしながら、長い間なんかの会議だろうぐらいに思っていた。

ヤンキー先生こと衆議院議員(自民党)で文科副大臣の義家弘介氏が清和会所属、日本会議のメンバーという記事を10月に目にして初めて、日本会議って会議じゃなかったのか!なんかの集まりだったのか!ヤンキー先生は保守派なのか、へ~。でも意外ではない。ヤンキーが革新派なわけなく保守に決まってるか。ところで、日本会議って何の集まりなんだろう?と思ったのです。

どこかの雑誌で誰かが書いてたような…どっかのサイトでみたような…と思って探したところ、菅野完さんの『日本中枢にまで巣食う日本会議の実態と危険性』を発見しました。

1994年にできた超保守的な会のようです。各種宗教団体、保守系文化人,旧日本軍関係者など様々な勢力がまとまってできたものらしいです。

女性差別・男尊女卑の思想が徹底しており、戦前の家制度のようなものを本気でよしとしている…そうです…

そんな荒唐無稽な!と思いたいところですが、なるほど、合点がいきやした!と言わざるをえない状況があります。

女性活躍への違和感もここなのです。つまり、女性蔑視の裏返しなのです。

日本会議のいちばん熱心な分野は女性問題だが、ネトウヨと違って排外主義的なことはあまり言わない。でも従軍慰安婦問題は強く声を上げている。これは、彼らが従軍慰安婦問題を歴史認識問題というよりも女性問題として認識しているから。菅野氏の見立てです。日本国憲法を否定する根強い心情も彼らの特徴であるとのこと。

菅野氏が日本会議に関心を持ったきっかけは、あるとき、様々な分野で同じ人たちが活躍していることに気づき、(改憲運動に出てくる顔と、女性差別的な主張をする人の顔が同じだったりする)根っこをたどると日本会議にたどり着いたそうです。

日本会議についてはその実態はまだまだ明らかではなく、今後も明らかになることはないように思います。

人知れず生き続けるのだろうと思います。

私たちにできることは、おかしいなというかんじを見過ごさず、地道に情報収集していくことだと思います。

一億総活躍や女性活躍を真に受けて踊らされていては、それこそ一億総貧困・一億総地獄です。




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