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従業員の教育訓練は会社主導か個人主導か、という事業主に対する問いに対し、8割近くの事業主が会社の責任と答えています。(能力開発基本調査)

人材育成の課題については、「指導する人材が不足している」が52%で最多、次いで「時間がない」が49%、「人材育成しても辞めてしまう」が40%です。

どうもやらされ感が強いようです。従業員の能力向上は会社の務めであることはわかっているが…時間もないし、指導する人間もいないし、育ててもすぐやめるし…って、不満たらたらです。

従業員が同業他社に行くのも、全く別の業界に行ってしまうのも、「自分とこが損した」という点でいっしょなのですね。潜在看護師・潜在保育士・潜在介護士のように、資格や身につけた技術が全く生かされず業界として被っている損害が大きい場合も、自分の事業所で育てた職員が他の施設で働くのも、損害のレベルはいっしょみたいです。

一方、従業員を対象とした自己啓発をしているかという質問に対し、「している」は正規雇用でも半分に満たず、非正規は2割ほどでした。自己啓発という言葉自体がなにやら怪しいのですが、セミナーなどだけではなく、本やインターネットも含んだものです。

しない理由は正規・非正規共に「仕事が忙しくて時間がない」が6割、「費用が高い」が3割、「家事育児で時間が取れない」が2割です。

なんか労使ともに、やる気ないというか、現状でアップアップというかんじ…

こういう生ぬるい状況を打破するためには、助成金という名の公費をぶちこんでちょっとは活性化させないといけないのですね。

カネをかけないという選択肢は大事なのですが、それでは経済が沈滞するからいかん!というわけです。

欧米と違い本は安価だし(北欧の国が図書館むちゃくちゃ充実してるのは日本ほど本に恵まれていないからだと思うんですよ。小規模なものが利便性の高いところにいっぱいあるのは評価できますが、だから北欧えらい・すごいというのはちと違うと思うのです)ネット環境もいいし、無料のセミナーみたいのも多いし。中身は玉石見事混交ですので、選ぶときは要注意ですが。

セミナーなどは高額なもの、低額なもの、無料のものは当然中身が違いますが、どう違うかは一概には言えないです。高額=いい、低額・無料=わるい、ならとーっても簡単なのですが…

自分にはちょっとこの値段高過ぎると思うものを受けてみて、徹底的に分析してみるというのもありかと思います。

物やサービスの「値段」を考えるきっかけにもなると思います。

仕事が忙しくてとても自己啓発なんぞの時間が取れない…多くの労働者がそう思っているようですが、目の前の仕事に全力で取り組むことこそが能力開発のもっともたるものだと思います。
そのうえで、1日に5分でも10分でもいいので、本を読んだりしてみたらどうでしょうか。
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