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就業規則は法的な効力があるということをふまえてなのかどうか知りませんが、法律を真似た作りになっていることが多いです。

第何条というふうになっていて、その前あたりにカッコ書きで(服務規律)とかタイトルというか、その条項がなにについてのものなのかが書かれています。いくつか項があるときは、法律同様に1項目は数字がふってありません。でもさらに細かい号はちゃんと①があります。

接続詞なんぞも「若しくは」「並びに」「但し」などかたい言葉・漢字で書かれています。

会社の法律みたいなもんだから法律仕様でいいのだという感覚なのかもしれません。

けれども、従業員が読んでも何が書かれているのかよくわからなかったり、難しそう・面倒くさそううと思われて開いた瞬間閉じられたのでは何のための就業規則かわかりません。

それが狙いなのか…

でも服務規律や制裁はちゃんと読んで理解してもらったほうがいいと思うが…

法律は憲法などもそうですが、読みにく・わかりにくいだけじゃなく、どんなに目を凝らしていっしょうけんめい読んでみても理解できないことが多いです。というか、法律の条文とはそういうものだと思います。読み方にルールがあるのでそのルールを知らないと間違って解釈してしまいます。そしてなによりも、その法律の背景がわからないと理解できないのです。通達なんかもそうです。何らかの疑いや問題があるから官が一応の解答を示しているのです。(国はこのように解釈してるがいかがか、といったかんじですか?)憲法だって国際法を知らないで議論はできないです。

会社の就業規則だって同じです。

社労士にとってはメシの種の就業規則作りですが、従業員が読んだらどうかという視点がもう少しあったらと思います。

会社を守るものだから従業員にとってという視点はなくてよい?

ふーん、弁護士みたい。プチ弁護士、略してプチ弁。

就業規則をわざと読ませないようにしてる社長は別ですが、そうではないのに読んでもらえないという会社も多いと思います。その場合、やはり周知の方法やPRを工夫すると同時に、就業規則そのものを読みやすくしないといけないと思います。

「妄りに」これは「みだりに」と読みます。前後の関係でなんとかわかりましたが、普通こんな漢字を使いません。就業規則はこんなののオンパレードです。

社労士がコンサルタントをするときは平易なことばでわかりやすくを基本にしないといけないと思います。難しい言葉を使わないからって軽んじられることはないはずですが…

社長が自分で作る場合も、そこで社長の威厳を誇示する必要はないと思います。さすが社長、厳かな立派な規則を作ったなぁと、従業員は思ってくれないはず…






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