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育児休業の間育児と家事に専念するだけではなく、キャリアアップを目指し、講座などで勉強する女性が目立ってきた。

新聞の切り抜きを整理していたら先月7月の読売新聞の記事が目に留まった。女性記者が書いた育休期間中に積極的にキャリアップに向けて学ぶ女性についての記事であるが、「育児と家事に専念」という言葉に違和感をもった。

育休だから会社で仕事はしていないだろうが、「育児と家事に専念」とはどういう意味なのだろうか。

記事の中では、「短時間で成果が出せるスキルを身に付けよう」と、ビジネススクール・ワーキングママ大学(時間に制約があるなかでも力を発揮し、リーダーとなれる人材になるための方法を教える)に通う女性や、社員向けのオンライン講座(ビジネススキルやご語学を無料で受けられる)を受ける女性が紹介されている。

ビジネススクール・ワーキングママ大学は大手企業の幹部や経営コンサルタントなどが講師を務め、1コースは3か月で全6回、98,000円から。託児は別料金。働く母親たちが企画し、昨年開講したそうだ。けっこうなことである。

このようなことをしていない育休中の女性を「家事と育児に専念」しているというのだろうか?つまり、子守とちょこっと家のことをしている他はテレビを見たりメールなどをして時間をつぶしているだけと言っているのだろうか?

だって、家事と育児に専念したところで、時間が余るのは誰だってわかりきっていることだし。

なんか、いつまでも元気を強要されて筋トレやリハビリを奨励されている老人と変わんないな。しかも、家事や草取りなどは「みえない」し「カネがかかってない」ので、評価されないし…

育休中の女性が対象の「育休プチMBA勉強会」を主宰する大学の先生は、育休中に学べる環境があれば、子どもを持ってもキャリアを諦めない女性が増えるはず、と期待しています。

夫に家事分担を促す講座もあるそうです。ありがたくもおめでたいことです。

根性がねじ曲がっているのが原因に違いないが、このての話に私はうんざりです。

自己啓発だのキャリアアップだの効率化だのみえる化だのには心底うんざりきます。

オンライン講座は音声を消して字幕を飛ばし読みするのが最も効率的で、10万の講座は受講した人から愚痴を聞くのが最も効率的です。

ぐうたらしている若いもんに対し、一生懸命勉強したらいい仕事に就けて、そしたらのんびり悠々自適の老後が送れて…と叱咤激励したら、だから今こうしてのんびりしてるじゃないか、と反論する落語がありましたが、自己啓発してキャリアアップして、いい給料もらって、そいで何?って思います。

きのうのんびりしていて、気が付いたら保育園のお迎えの時間で、道草食って暗くなり、まだ「あそぼ~」とせがまれ、時間が消えたことに腹が立っているので八つ当たりしました。


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