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昨日に引き続き、シルバー産業新聞からの話題です。

看護師でケアマネジャーの佐藤文恵さんが、「ホンモノとニセモノ」について書いています。

佐藤さんが社会人になって初めて就職した病院の外科病棟では、プロ意識を持つスタッフたちのチームワークが良く、忙しく厳しい日々ながらも充実感があったそうです。その後医療機器ディーラーに転職し、病院しか知らない佐藤さんは、その会社で社会一般の常識や企業人として組織の仕組みなど様々なことを学びました。各領域ごとのスペシャリストたちが絶妙な協働で円滑に仕事をすすめるプロセスを見て、その誠実な仕事ぶりに惚れぼれし、各人にホンモノの仕事人の魅力を感じたということです。

一方、介護業界には資格や肩書だけの見かけ倒しのニセモノが多いとのこと。

* 人工肛門のパウチがうまく装着できないからといっておむつにさせる「専門」ナース
* 主婦から在宅診療に復帰し、「ブランクがあるからカテーテル交換ができない」と言うパートの医師。
* 学会で座長を務めながら、演者の発表中に携帯を鳴らし席を立つ失礼な座長と、互いに注意し合わないベテランケアマネたち。
* 認知症の独居利用者に「忙しいから、訪問時間は前日夕方に電話する」という訪問看護師。
* 尿や便が溜まりすぎて漏れるのに「水を飲ませて歩かせたらおむつは外せる」と根拠なく豪語する訓練士。
* 研修会のお知らせを「全部勉強したから私には必要ない」と少しも待てず話を聴けない指導者。

佐藤さんはこれらをみなニセモノと断罪している。

私も身に覚えがないとは言えないかも…
無理・できない、と謙遜の皮をかぶった怠慢はなかったか、自分の都合だけで物事を決めていなかったか、自分の能力のなさを周りのせいにしていなかったか、深く考えずに新しいものに飛びつき、躊躇する人を非難していなかったか、思い上がりから人の話をろくに聞かないことがなかったか…

実践力が乏しく応用力や探求心もない。医療や福祉に限らず、日本社会の全体に、この薄っぺらなニセモノたちが蔓延している。佐藤さんはどこまでも厳しいです…

でも最後に前向きなメッセージを発しています。

流行りに流されず、ホンモノの力を見極めて未来へ伝えよう!

私は今日から頑張るつもりです!!
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