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アミューズメント型デイサービスというものがあるらしい。正式名称ではなく、マージャンやルーレット・トランプなどの遊戯をリハビリに取り入れている介護保険施設である。

お金を賭けているわけではないのだからいいじゃないか、ただ単にレクリエーションとしてやっているだけなのに何が問題なのか?と思わないこともないが、神戸市がこのようなデイサービス(介護保険制度のもとでの通所介護)は問題ありとして、条例で規制をかけようとしている。

マージャンやカードゲームなどの遊戯に特化した設備を備えて、あたかも遊技場のような雰囲気のなかで、遊戯を機能訓練の主体とするのは介護保険法に基づく適正なサービスとは言えない。疑似通貨の使用は利用者の射幸心をそそり、そのことがもっぱら機能訓練の動機づけになり、過剰なサービスや不必要なサービスにつながる。このようなことを神戸市は懸念している。
 
リハビリの一環として賭博性のある遊戯を取り入れるのは別にいいんじゃないかと思います。それらの遊戯が主体だとしても、ダメとも言えないんじゃないですか。

でもなんで介護保険?と思います。介護保険という公的社会保険の枠の中でやる必要がどこにある?って思います。介護保険外の、通常の商売の枠でやればいいんじゃないか?

介護支援netの本間清文さんが常々指摘していますが、公的な制度に営利企業を参加させれば、利益を出すためには何でもあり的なことが起きてしまいます。それでも適正な競争によっていいものが生まれる、民間企業ならではのアイデアが出てくるなどと、いいことづくめのように宣伝し、参入を促しきたわけです。

国のそういった政策を受けてコンサル会社などが「儲かりまっせ」「やるなら今でっせ」と煽って、それを真に受けた人がじゃんじゃん起業なんかしちゃって、全然儲からずに、登った梯子は気づけばなくなり、降りるに降りられず…ではないですか。

機能訓練特化型デイサービスをすすめるコンサル会社のパンフレットを読むと、誰でも簡単にできる・需要に対しまだまだ供給が足りない・収益率高いなどといいことづくしのことが書いてありますが、やはり思います。なんでここに介護保険の財源を使う?

フィットネスのカーブスにやらせりゃいいんじゃないか?ド素人がやってうまくいくんならプロのカーブスはもっとうまいことやるよ。

アミューズメント型デイサービスは介護保険外で勝手にやってればいいんです。
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