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「部活顧問はブラック労働」と叫ぶ若手教師、どう思います?

こう問いかけているのは週刊ポストである。

オネエちゃんの裸と芸能ネタがメインの週刊誌だが、なぜか政治経済社会ものも大きく取り上げている。

週刊ポストは、若手教師の間に、部活顧問をしたくないという意識が蔓延していることを由々しき問題として危惧しているようだ。

中高時代の恩師として印象深く思い出すのは、週に数時間接するだけの教科の先生ではなく、放課後や土日に多くの時間を共有した部活の顧問であるとして、父子家庭で弁当のない生徒に、監督が握り飯を食べさせたとかいう麗しいエピソードを紹介している。

甲子園の名物監督も登場させ、「私は自分の子どもを遊びに連れて行ったこともはないし、家庭を犠牲にしてきたことも否定できないが、それは生徒のためだから胸を張れる。子どもも、私が甲子園に出場したり自宅にOBなどが訪ねてきたりして、尊敬される仕事をしているのだと理解し、私の背中を見て学んでいたはず。部活顧問が忙しいから家庭崩壊なんておかしな話だ」と語らせている。

部活顧問が大変なのは事実だとして、ある公立中学の師の、日曜日に朝7時半から夕方5時まで付き添って、1000円の手当しかつかない、未経験の部活の顧問もあり得る、保護者のほうが詳しくて指導法にクレームがくるといった苦労話を紹介しつつ、一方で、そういう教師自身が部活の意外な効果を実感していると明かす。放課後土日と練習するので、子どもたちは悪さをする時間がないと言う。

このように部活顧問の正当性を並べ立てた後、若手教師が部活顧問をしたくないと叫ぶのには、もっと根本的な問題があるのではないかとして、ある中学校長の見解を紹介している。

かつては、部活を熱心にやった経験から教職を目指す学生が多かったから、部活の指導も職務のうちと考える教師が普通だった。ところが近年の安定志向の中で、中学・高校で帰宅部だった学生が、教員は給料が安定しているからという理由で教職を目指すようになっている。

知らなかった…かつては、部活を熱心にした学生が教職を目指したものなのか…(かつては、部活は強制的でほとんどの生徒が部活をやらされていたような…)(今はおそらく昔ほど強制的ではなく、帰宅部?部なのか?の生徒が多いのではないか…)

かつては、安定した給与が就職を決める基準ではなかったのか…

給与が安定しているということは、働き方が全然安定しておらず、残業ありまくりということだが…それでも、配偶者が専業主婦やパート主婦、あるいはじじばばに家事育児を丸投げすれば家庭は崩壊しないが…

オネエちゃんの裸と芸能ネタがウリの雑誌に硬いことは言いたくないのだが、どうやらポストはジャーナリズムの端くれとの自負があるようで、最後に部活顧問拒否の教師にこう釘を刺している。

教師を聖職と呼ぶのは時代遅れかもしれないが、少なくとも生徒と向き合う情熱のない教師には、「師」たる資格はないのではないか。

その言葉ポストにもそのまま返せばいいのです。

読者と向き合う情熱のない者をジャーナリストとは言わないだろ。

書籍には当然のように軽減税率が適用される。そういうとこだけはちゃっかり欧州を真似しているようだ。私は週刊誌月刊誌なども含めて年間300~500冊ほどの書籍を見たり読んだりするので、消費税10%は痛い。(8%でもいっしょだけどね!)日本は書籍が低価格なのでありがたい。(北欧の図書館の普及率などを礼賛する人はそこんとこ知らん顔してますがね!)(それなのに、文庫や新刊の単行本を何週間も待って借りて読む人が多いのが残念です。安いのが当然なのでありがたくもないんですね。タダで読めるならそのほうがいいやってかんじですか)
そんな私ですが、出版物が当然に軽減税率の対象かと言われたら、そんな価値があるかというのが正直な気持ちです。

教師の労働問題は教育問題が絡んでいるだけに、私の経験疲労合戦になりやすいです。

公務員にはなぜ残業代がつかないのか。

おれらの時代は~とは別の観点からの議論が必要なのです。


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