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定年制度は日本において定着している。

なんにでもケチをつけたがる私でも、ある年齢をもって雇用を終了させるという制度はおおむね合理的ではないかと漠然と(深く考えたことはない。何事もそうだが…)思っていた。

だが、ある就業規則に記載されている昇給規定を読んで、愕然とした。

60歳定年の会社である。55歳を超えるものは、勤務成績・勤務態度が極めて良好である場合を除き昇給がないのに対し、55歳以下のものは、勤務成績・勤務態度が極めて悪い場合のみ昇給なしである。

ひでぇな…

20~30年前はこの年齢よりさらに若かったのだろうな。男女差なんかもあって、女の定年は45歳とかで40歳過ぎたらどんなに成果を挙げても無駄だからね、君に待ってるのは退職して孫の世話をすることだよ、ってじかんじでしょうか。

極めて良好・悪いに基準などないのだろう。まったくのデタラメ、恣意的な評価がなされていることは想像に難くない。

極めて勤務成績・勤務態度が悪いにきわめて近い社員が、解雇もされず昇給のご褒美までもらえるということか。

55歳までは仕事のできるできないなどに関係なく、エスカレーター式で昇給していき、55歳を過ぎたら昇給がとまり、60歳になって一旦退職し、ゼロに戻って再雇用。

すごく不合理に思うのだが。

年齢制限が合理的な場合はあるが、それにしても野放しすぎる。

雇用される労働者自身が望んでいるのであれば変えようもないが、経営者も同じなのだろうか。

定年制度がないと60過ぎても、70までも80までも居続けられる…との恐怖があるのだろうが、極めて成績が悪いに近いものも昇給し続けなければならないことは恐怖ではないのだろうか。昇給しないといけないという決まり(法律)もないのに…



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