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先日約20年ぶりにプラネタリウムを体験してきました。はじめてみたときの感動をよく覚えていて、すごーく期待してしまいました。

解説者の、数日中に本物の夜空をぜひ見てください、どんなによくできたプラネタリウムでも本当の夜空にはかなわない、しょせん作りものだ、悪くいえばプラネタリウムはニセモノだという言葉を聞き、ヘンなことを言うなぁと思いました。でも、はじまるとすぐに納得がいきました。

プラネタリウムはとってもちゃちな感じでした。

あれ~~~~昔の感動はなんだったの?年数が経って機械が劣化したのか?プログラムが変わったのか?

そうではなく、変わったのは自分だったんです。

約20年の間にホンモノの夜空を何度も眺めました。冬に早朝バイトのため、強風の中流れる雲の間から星を眺めたこともあったし、山奥の保養所で真夜中に、降ってくるんじゃないかと心配になるほどの星空を眺めたこともあった。

ホンモノをいっぱい体験した後だからニセモノだとわかり、がっかりしたんです。

でも、同時にニセモノの楽しさも味わいました。プラネタリウムは時間を遡ったり、早送りして1年後の夜空を見たりできるんです。なんでもあり。くるくる目まぐるしく変わる夜空はとても楽しく、実際の時間は昼間ですが、翌日の朝を迎えたことにして終了となりました。

私たちの人生も同じだなと思いました。ニセモノしか知らなければそれで満足です。いくらホンモノの素晴らしさを聞いても体験したことがなければわかりません。ホンモノを知らなければニセモノの面白さ・楽しさは満喫できないのです。

ぜひホンモノを!

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久しぶりの大雪でした。

夜中の2時ごろに除雪車が来ており、ピッピッという音とライトが宇宙人の来訪のようで不思議な気分でした。(前日見たプラネタリウムと、子ども向けのホーキング博士の本を読んだ影響もあり…)

除雪車は大変ありがたいですが、朝我が家の前は道路の雪で埋もれていました…

ドアから道路までの除雪作業に追われ、寒いどころではありませんでした。

駅がすぐそこなのに、朝から静かで警笛の音や踏切のカンカンや電車のゴーッという音がしないなと思ったら、不通でした。でも1本特急列車が走って行ったので、もしやと思い駅に問い合わせると(話し中と留守電の嵐でしたが!)ある区間は間引き運行でピストン輸送というので、とりあえず駅に行ってみました。多くの人が待っていました。一人の男子高校生から、10分前に1本通ったし、次がいつかはわからないということを聞きました。反対方面の電車が行ったのでその電車が折り返し戻ってくるのを待てばいいと思っていたら、踏切内で車が立ち往生とかで、電車も立ち往生、結局1時間以上待ってようやく電車に乗りました。1時間ほどの遅刻でした。

仕事が終わる夕方には全面開通しており、遅れもなく、やれやれと思っていたら、我が家に置いてある車は雪に埋もれ、保育園にお迎えに行くのも大変でした。雪は降りしきり、道路はアイスバンでかつ狭く、車の屋根の雪はどこどこ落ちてくる…

ゴミ収集当番の人が網の準備をしていましたが、収集場は大変な積雪でした。ゴミなど誰も出さないだろうし無理しなくていいのに…と思っていたら、車1台通るのがやっとの道をゴミ袋を持ったおばさんがよたよた歩いていました。

危なくてひやひやしました。正直なところ、その人の身の安全よりも、もしこの人を轢いてしまったらどうしよう…という心配でした。

ゴミを出す権利は当然ある。それでも腹が立った。こんな日に、しかもこんな時間に、ゴミをださなきゃいけないのか!!

どんな日であろうと、どんな時間であろうと、どんな状況であろうとしなきゃいけないこともある。でもそれはとても限られたことであって、多くの人が有事のときに平時のときと同じことをやると混乱に拍車がかかってしまう。

仕事によっては、行かないという決断も必要だと思う。

私はあと10分待って電車が来なかったら仕事行くのやめようと決めたところで、電車が突然到着してしまった…
あなたのすきな飲み物はなんですか?

こういう質問って手軽な上に、けっこう盛りあがったりなんかします。

私はコーヒー(ブラック)とお酒全般が好きです。

人によってコーヒーといっても、ミルクたっぷりのカフェオレだったり、缶コーヒーだったり、紅茶も銘柄がちがっていたり、ストレートだったり、ミルクティーだったり…お酒はもちろんビール党もいればワインや焼酎など、銘柄もいろいろ違ってて…

これが好きな食べ物になると、一つだけをあげるのが難しくなって適当に最近食べたおいしいものを選んでしまったり…

実はこれ、昨日参加した働くママたちの会「ワーママを楽しむ会」でのアイスブレイクでした。

好きな飲み物、好きな食べ物一つとっても、人それぞれいろんな好みがあるように、人の考え方は様々である、ということをわかってもらいたいという主催者の思いのこもったアイスブレイクでした。もちろん本来の目的である緊張緩和・ディスカッションのきっかけにも効きます。

コーヒーが嫌いな人とは仕事ができない…ということはありません。お酒を飲まない人と食事をしても楽しくないなんてこともありません。お米をまったく口にしない人はちょっと気になる部分はありますが、信頼がおけないということもないです。

物事の捉え方や感じ方、考え方の違いにとらわれて先に進めない、身動きできないということがあります。

飲み物や食べ物の好みよりもやや深刻です。でも、その違いが許せないものなのか、無視できないものなのか、受け入れられないものなのか、それがだめならすべてがだめなのか…

違いを飲み物や食べ物に置き換えて考えてみるとちょっと展開があるかも…

大雪の中出掛けた甲斐のあるワーママの会でした。
女性活躍云々はなんかすでにもう聞き飽きた感が強い。「手垢のついた」という形容詞がぴったりくる。私は女性で良かったと思っているし(男性を経験してみたい気がないでもないが)活躍だって好きな言葉のひとつだ。なのに、さんざんいいように使いまわされてボロ布のように捨てられるのかと思うと悲しい…

雇用とか労働の話をするのに今じゃ「女性活躍」は外せないらしく、必ず言及されている。外交時には必ず北方領土を持ち出されてうんざりするロシアの官僚や政治家、慰安婦や過去の蛮行を持ち出されてうんざりする日本の官僚や政治家のようにゲップが出そうだ。

と思っていたところ、この日本においても意外な分野で女性が増えていることを知り驚いた。

猟師(漁師ではない)を目指す女性、狩猟に打ち込む女性が増えているそうだ。女性の狩猟免許取得者は90年度は890人、2012年度は2037人である。2012年度に初めて2000人を突破し、近年は特に増加傾向にあるとか。

猟師と言えば、クマが出没したときの頼みの綱である猟友会や、あんたがたどこさのてまり歌に出てくる熊本せんば山のタヌキを取って煮て焼いて食って木の葉でちょいと隠す猟師ぐらいしか思い浮かばない。想像する姿はおじいさんだ。

実際、狩猟免許取得者の6割以上が60歳以上である。

新聞に紹介されていた女漁師の一人井野さんは、自然体験教育を行っているNPO法人への就職をきかっけに山村に移り住んだが、そこではシカやイノシシなどの食害がひどく、高齢化で狩猟者数も先細るなか、自ら銃を取るようになったそうだ。

井野さんは「獲物にとどめを刺すとき、嫌だなとためらうこともある。その代り、無駄にする部分を少なくし、最後まで命を頂くよう心掛けている」と話す。

田舎暮らしに興味を持ち山村に移り住んだ山本さんは、2014年に漁師デビューし、先輩ハンターたちと30回出猟、3頭の二ホンジカを仕留めている。所属する猟友会に女性はただ一人。雪山で獲物が来ることをひたすら待つことも日常茶飯事で、かなり根性が必要とか。

山本さんは「流行り廃りではなく、殺生の意味を考え、獲ったものを大事にすることを考えて欲しい」と話す。

肉も魚も食べるくせに、猟師とかハンターとか聞くと、野蛮怖い残酷などと思ってしまう私には耳の痛い話です。おそらく欧米などでは銃に馴染んでいる女性は相当多いと思います。ライフル狂いの女性の話などを聞くと、先入観と偏見でもって見てしまいます。

女性活躍などといった浮かれた話とは縁が遠いかんじですが、意外な分野に進出している女性ということで関心を持ちました。


在宅勤務で通勤時間は節約でき、自分のペースで仕事が進められるので効率が上がる。介護や育児などで仕事に制約がある人も無理なく働ける。

在宅勤務の導入を進める際には、このようないいことづくめの理由が並べられ、デメリットについては申し訳程度に触れる程度である。

だが、何事にも向き不向きがある。誰だってそんなことはわかっちゃいるのだけど、ムードに押されてついついのせられてしまうのである。

在宅勤務が向いているかどうかはやってみなきゃわからない。

ニューズウィーク日本版に、「花の在宅勤務が万人に向かない理由」というタイトルで興味深い研究結果がのっていました。

コールセンター業務の会社で希望者を募り、9か月間在宅勤務をしてもらったところ、在宅勤務者のパフォーマンスは13%向上しました。通勤時間が節約できるので、オフィス勤務者よりも長時間働き、1分当たりの電話を受ける回数も多かったからです。離職率もオフィス勤務者の50%にとどまり、仕事に対する満足感も向上していました。

なのに。

実験が終わった時、半数の人がオフィス勤務に戻る決断をしたそうです。主な理由は家で働くことに孤独を感じたからです。(効率的な働き方ができなかった人も戻りたがってます)

研究者はこの結果に仰天したようです。

1時間半の通勤時間が節約でき、パフォーマンスの向上から収入も上がっていたのに…
しかも、在宅勤務の環境も整っていたのに…能動性・積極性が求められる仕事ではなく、顧客から電話がかかってきたら対応しなければならない受動的なもので、怠けにくい仕事である。

おもしろいですね。

記事を書いているのは雑誌のフードライターですが、自分の裁量で仕事をすすめられるにもかかわらず、在宅勤務は悲惨なものだったと、苦い経験を披露しています。仕事とプライベート空間の境界がなくなり、日中はずるずると仕事を先延ばしにして、夜になって慌てて埋め合わせをするという毎日だったそうです。家から一歩も出ない日があり、自分に嫌気がさすと落ち込んだ気分のまま散歩に出かける…在宅勤務は自分にはまったく向いていなかったと結論づけています。

効率的で生産的な働き方が期待できるのと同じくらいの確率で、注意散漫になったり孤独になったりする可能性もあることが最近の研究で示されているとか。

やってみなくちゃわからない。ほんとにそうです。

助成金が出るからって、在宅勤務に一気にシフトチェンジして、やっぱりダメだった~~でもこれだけカネや手間をかけて今さら在宅やめれるか~~~ってならないようにしないとね。

ダメだと思ったら仕切り直す。助成金でちょっとは損害額減るだろうし…試してみてもいいかもよ。





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