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100円ショップにディズニー映画のピーターパンがあったので、娘にねだられて購入しました。TSUTAYAで借りても100円だし、返さなくていい分ラクか…と思い、買ってあげたのです。娘は「お年玉持ってこなかった…ママ貸して…」としょんぼりしていましたが、きょうはお母さんのおごりだ!と太っ腹なところをみせました。

ピーターパンといえば、大人になりたくない人のことをピーターパンシンドロームと言ったりします。私はこの言葉は聞いたことがありましたが、作品の内容は全く知りませんでした。絵こそ古臭いですが、ストーリーはすごく面白くて、娘といっしょになって「危ないっ!」「ウソウソ!騙されちゃダメ!」とか大騒ぎしながら楽しみました。見どころ・ツッコミどころ・考えどころ満載のイギリスが舞台のファンタジーです。アナ雪よかおもしろいかもよ。

原作は19世紀の作家:ジェームス・マッシュ・バリーの『大人になりたくないピーターパン』です。ディズニー映画では削除されているけれども、残酷なシーン、子どもの身勝手さ大人の紳士的な振る舞いなどが描かれていて含みや皮肉といった隠し味がきいているそうです。

映画では、ピーターパンが海賊のフック船長に、勇敢で寛大なところをみせたり、フック船長がワニの口に落ちても自力で出てくる様子がおもしろおかしく描かれていますが、原作ではピーターパンは丸腰のフック船長を殺し、フック船長はワニに食べられてしまっています。

原作では残酷で卑怯でわがままなピーターが、映画では女の子にもてることを鼻にかけているのが欠点…という程度の勇気ある一本気な少年に変わり、紳士的なフック船長がアホで間抜けな男に貶められているというわけです。

面白いです。

イギリスなどヨーロッパの、子どもを扱った作品は非常に面白いものが多いです。現代の子ども観と近代以前の子ども観が大きく異なることは知られていますが、現代の子ども肯定の観点はディズニー映画の影響もあるのでしょうか。子どもが人間として扱われていない近代以前の子ども観をディズニーは変えたかったのでしょう。

昔むかしの作品なので、アナ雪のありのままで~とは違い、ディズニーを通してもやはり、女性差別や人種差別が見え隠れしています。

日本語以外に韓国語の吹き替えもありますので、韓国語の勉強をしたい人も使えるかも。

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